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20代母親、3歳息子に漂白剤を飲ませようとした?「母親であることに嫌気がさした」酷い虐待の跡も

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画像はイメージです

 親が子どもを虐待したニュースが報じられることは度々あるが、とある国では子どもが自らを傷つけるよう計画的な虐待をした母親がいる。

 イギリス・ヨークシャーで、20代の母親が漂白剤にストローを挿して置き、3歳の息子にわざと漂白剤を飲むように仕掛けるなどの虐待をした事件で、母親の処罰が決定したと海外ニュースサイト『The Daily Star』と『THE Sun』などが4月23日までに報じた。

 報道によると、母親は漂白剤にストローを挿してわざと息子の近くに置き、漂白剤を飲むように仕掛けたそうだ。ほかにも母親はマンションの窓をわざと開けっ放しにし、息子が窓に登って落ちるようにも仕掛けたという。息子が実際に漂白剤を飲んだり、窓から落ちてはいないが窓は息子が十分に登れる高さだった。なお母親はシングルマザーだった。

 母親の恋人の母親が、社会福祉機関に通報して事件が発覚。通報を受け、社会福祉機関は息子を保護したが、息子の体には80カ所以上にあざや打撲、切り傷などがあったという。同時に母親が息子に十分な食事を与えていなかったことも判明した。事件には警察が介入し、調べに対し母親は罪を認めたため、児童虐待の罪などで逮捕された。なお、恋人の母親が、どのようにして虐待を知ったのかは不明であるが、恋人の母親は過去に2人が暮らす家を訪れたことがあるという。また恋人が虐待に関与していたのかや、恋人と息子の関係性などに関する情報はない。

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 この度、母親の裁判が行われ、母親側は精神的な問題があったと主張した。裁判官は母親に執行猶予付き、2年の刑務所行きの有罪判決を言い渡したという。執行猶予期間は明かされていない。報道によると、裁判の中で社会福祉機関は「これほどひどい虐待は見たことがない」と断罪したそうだ。一方母親は「自分が母親であることに嫌気がさした。子どもなんて望んでいなかった」と話したという。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「最低な母親。自分が母親になりたくなかったなんて言葉は言ってはいけない」「やることが悪質すぎる。息子が漂白剤を飲んだり窓から落ちたりしたら事故に見せかけるつもりだったのだろう。事故で処理されていたら母親の悪事が暴かれることはなかったかもと思うと恐ろしい」「執行猶予付きの罰なんて軽すぎる」「母親が全面的に悪いが、精神的な問題が本当なら子育てが大変で追い込まれていたのかも」などの声が挙がっていた。

 虐待は許されるべき行為でないことは当たり前だが、幼い子どもに自らを傷つけさせようと仕掛ける方法の虐待はより悪質で非人道的といえよう。

記事内の引用について
「Woman who 'hated being mum' left bleach out with straw hoping son, 3, would drink it」(The Daily Star)より
https://www.dailystar.co.uk/news/latest-news/woman-who-hating-being-mum-23969991
「EVIL MOTHER Mum in her 20s who ‘resented being a mother’ left bottle of bleach with a straw in the hope son, three, would drink it」(THE Sun)より
https://www.thesun.co.uk/news/14741145/mum-20s-resented-mother-bottle-bleach-son-drink/

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