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待望の再集結・活動再開の流れになってきたチェッカーズ、“裏切り”の2人をファンは許すのか?

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画像はイメージです

 NHK・BSプレミアムで3月27日に放送された、歌手の藤井フミヤの一夜限りのスタジオライブ&トーク特番「激レア! 藤井フミヤ ギザギザハートからTRUE LOVE!」が、NHK総合テレビで今月15日に再放送される。

 同番組では、1993年のソロデビュー後、封印していた「ギザギザハートの子守唄」や「涙のリクエスト」といったチェッカーズ時代の曲を披露。放送後の反響が大きく、視聴者のリクエストに応える形での再放送になったという。

 藤井は、昨年11月から行っている全国ツアーでも、全演奏曲の半分をチェッカーズ・ナンバーが占めるセットリストで、往年のファンを熱狂させていた。

 それにしても、長年にわたって封印していたチェッカーズの楽曲をようやく解禁することになったが、その背景にはある事情があったようだ。

 「『ギザギザ』や『涙の』を作曲したのは、中森明菜の『少女A』、岩崎良美の『タッチ』など数々の名曲を生み出した作曲家・芹澤廣明氏。それらの曲を、権利を持っているレコード会社が勝手にカバーしようとして、自分だけが歌いビジネスにすることを良しとせず、封印していたフミヤがヘソを曲げてしまった。しかし、フミヤから芹澤氏にコンタクトを取って義理を果たし、芹澤氏からもどんどん歌うように言われ、ようやく解禁に踏み切ったようだ」(音楽業界関係者)

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 1992年に解散したチェッカーズ。以後、再集結や活動再開はなく、ファンはそれを切望していた。

 ところが、2003年に発売された元メンバーの高杢禎彦の著書「チェッカーズ」(新潮社)の内容をめぐってメンバー間の確執が勃発。

 04年8月に元メンバーの徳永善也さんが死去。都内で行われたお別れ会で、フミヤと尚之の藤井兄弟とほかの元メンバー2人が発起人になったが、徳永さんと交流が途絶えていた高杢と鶴久は参列しか許可されず、以来4対2に分かれたまま没交渉なのだ。

 「4人の〝フミヤ派〟だけでもファンにとってはチェッカーズとして認めてくれるはず。いろいろ事情があったかもしれないが、高杢と鶴久の“裏切り”を許していないファンも多いはず」(芸能記者)

 どんな形であれ、ファンたちの願いをかなえてほしいものだ。

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