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インド哲学専攻、六本木で芸人をナンパ…バービーが独自の立ち位置を獲得できたワケ

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フォーリンラブ・バービー

 フォーリンラブのバービーの、数ある女芸人の中でも唯一無二とも言える特異な立ち位置が話題だ。バービーと言えば、男女コンビのフォーリンラブで、2008年から活動を始めたが、現在はピン活動がほとんどを占める。

 さらに近年は、お笑い芸人よりも、カルチャー情報系番組の『週末ノオト』(TBSラジオ)でのラジオパーソナリティーや、『ひるおび!』(TBS系)でのコメンテーター、さらにはエッセイ執筆など、文化人としての活動に重きが置かれている。彼女はどのような変化を遂げてきたのだろうか。

 「バービーは、2013年ごろから肉食系女子キャラが目立つようになります。それまでの女芸人によく見られた、見た目や体型のイジりなどをされる受け身の姿勢から一転、むしろ恋愛に積極的な姿もアピールするようになりました。海外旅行先で、ワンナイトの相手を探したり、ハーフ芸人のアントニーを六本木で逆ナンしたエピソードなどはよく知られていますね」(芸能ライター)

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 そんな肉食系女芸人として知名度を上げたバービーが、文化人化するきっかけとなったのが読書家としての一面だ。

 「彼女は、もともと大学でインド哲学を専攻し、スピリチュアルなものへの関心が強くりました。そうした部分は知られていたのですが、テレビで彼女の自宅の本棚が映されたところ、そこにフェミニズムの本を並んでいたのを、コラムニストの武田砂鉄氏が注目しツイートし話題に。さらに、武田氏のラジオへもゲスト出演。それが、のちのパーソナリティ起用のきっかけの一つとなったと言われています」(前出・同)

 ネットやラジオといった場所からバービーの新たな魅力が発見されたのは、今の時代らしいエピソードと言える。さらにそれは、お仕着せのキャラクターではなく、読書を始め自身の経験から出てきたものである点も注目だろう。バービーはこれからも特異な立ち位置をキープして行きそうだ。

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