キンプリは2015年結成、2018年5月にCDデビューした。デビュー曲の「シンデレラガール」は発売初日に31.8万枚を売り上げ、オリコンデイリーシングルランキングで初登場1位を記録、同年に『NHK紅白歌合戦』にも出場している大人気グループ。岩橋は、パニック障害の治療に専念するため同年11月から休養に入り、紅白にも出場せず。本人からの申し出があり31日をもってキンプリを脱退、ジャニーズを退所すると今月29日に発表された。
この日の『バイキングMORE』でもこれを特集。芸能生活による環境の変化で、幼いころから患っていたパニック障害が悪化したと説明した。
これを受け坂上が吉田に話を振ると、「僕らで言ったら15、6年前、絶対にスベってはいけないとき、絶対に結果を出さなければならないときっていうのはホンマにつらくて。8階に住んでたんですけど、思わず行って(飛び降りて)しまいそうになったり」と告白。当時、吉田は同じような状況にあったNON STYLEの石田明に相談したことも明かした。
一連の話を聞いた坂上は「えーー!!」と驚きつつも、「オレが気になったのは、今はスベってもいいってこと?絶対スベッちゃいけない時期があったってことは」と問いかけた。痛いところを突かれたような表情を浮かべた吉田が「これはこれで病気ですかね……?」とつぶやくと坂上らは大笑いした。
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このやりとりにTwitterでは「TVだから仕方ないのかもしれないけど岩橋くんの話題のときに爆笑しないでほしかった」「人が苦しんでる病気を大爆笑と共に話す司会者」「この話題で大笑いする無神経さ」と非難の声があがった。
一方、ミッツ・マングローブは「今のキンプリの中でどうやって自分のポジションを獲得するかって悩みだったと思うんですけど、ファンからすると6人の完全体のキンプリを見たかったという気持ちもあります」とファンの気持ちに寄り添った。
ミッツには「今日はファンの気持ちがわかる人たちが揃ってる」「ミッツ、助かるわぁ。言ってる事、自分の気持ちだ」といった称賛の声が。坂上と吉田に対する怒りを鎮める形となった。
『バイキング』から『バイキングMORE』にリニューアルして半年、ここのところ同時間帯の視聴率最下位が続いている(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。視聴者の気持ちを逆なでするような言動が続くと、ますます視聴者が離れてしまう心配が出てくる。