同ドラマは、物流倉庫で働き人生に行き詰まった池脇演じる40歳独身の主人公が、超高齢熟女バーの扉を偶然叩き、そこでホステスとして働き始めたことから人生を変えていく姿を描いた物語だ。
「超高齢熟女バーのメンバーたちは、草笛光子、品川徹、中尾ミエ、中田喜子、久本雅美、草村礼子といったベテランばかり。さらに、脇を固めているのは江口のりこ、真飛聖、山崎樹範ら演技派だが、その中でもやはり池脇の演技が光っている」(テレビ局関係者)
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もともと、池脇は1997年、当時人気だったオーディション番組「ASAYAN」(テレビ東京)の「三井のリハウス」のCMオーディション企画で、映画監督の市川準氏に8000人の中から見初められ、第8代リハウスガールとして芸能界デビュー。
当初は清純派女優だったが、03年公開の映画「ジョゼと虎と魚たち」でヌードを披露するなど演技派に転身。これまで数々の映画賞を受賞している。
そんな池脇だけに、「ジルバ」のプロデューサーは一部メディアのインタビューで、「台本って『…』というト書きがムチャクチャ多いんですけど、その『…』のときの表情が素晴らしくて、はにかんだ顔とか、うれしさをかみ殺した顔とか、なんでこんな表情できるんだって、毎回現場行くたびに思います」と演技力を絶賛している。
しかし、まったく知られていないのがそのプライベート。若いころは熱愛が報じられたこともあったが、このところまったく浮いた話はなし。
発売中の「週刊文春」(文芸春秋)によると、私生活は美容や化粧品にも無関心。パジャマにコートを羽織って買い物に行くほどで、とにかく酒とラーメンが大好き。
コロナ禍以前は屋台で一人、日本酒をあおることもあったそうで、太りやすい体質。そのため、撮影前にはヨガで心と体の調整をするというから、「仕事が恋人」を実践しているようだ。