令和納豆と言えば、一昨年4月、クラウドファンディングで1万円を支援してくれた人には納豆ご飯が生涯無料になるパスポートを配布することを公表するも、その後、支援してパスポートを手にした人が、パスポートが使えなくなったなどの報告をネット上でしたことで批判を浴びた店である。パスポートが使えなくなった人の訴えによると、毎回、納豆定食しか頼んでいないことなどが、規約にある“信頼関係が損なわれた”という理由にあたり、パスポートが取り上げられたとのこと。この報告を皮切りに、ほかのネットユーザーからも納豆が提供されるまでに2時間近くかかったことや、店員の対応が不誠実であったなどの批判が寄せられる事態となった。
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今回の令和納豆のメルカリでの商品販売による批判は、メルカリのガイドラインに書かれている要冷蔵の食品類の取引は禁止されている旨に反しているのではないかという指摘から始まる。令和納豆はメルカリのガイドラインに則っておらず、それを見つけた人たちがSNSでガイドライン違反であることを拡散。こういった事態を受けてか、現在、令和納豆が出品した納豆の販売ページはメルカリのサイトから削除されている。
「Twitterなどを見ると、多く人がメルカリに、令和納豆の納豆の販売がガイドライン違反であると報告したそうです。しかし、メルカリにはこれまでにも令和納豆だけではなく納豆など要冷蔵の商品が販売されていたのですが、多くの場合スルーされていました。ですが、ネットからは令和納豆に対して、『やることなすこと稚拙すぎ』『納豆に悪いイメージ付く』などの声が集まっており、過去の騒動も批判の原因になっていると思われます」(芸能ライター)
ここまでの批判が集まるワケは、“生涯無料パスポート”の件だけが原因ではない。
「生涯無料パスポートの件に関し、令和納豆は最終的に公式サイトに謝罪文を出したのですが、その後、謝罪文が削除され見られなくなりました。ほかにも、リニューアルオープン後に店内での撮影や録音が禁止されたりして、反省していないなどと再び批判を浴びましたね。撮影禁止については理解できる部分もあるのですが、ネット炎上対策だと受け取った人も多く、何かやましいことがあるのではと疑われてしまったようです」(前出・同)
令和納豆は、タンザニアに納豆を届けるなど社会貢献にも力を入れている。今後はこういったプラスの面がより注目されるようになるといいだろう。