2002年にスタートした同大会は、今回よりタイトルを『R-1ぐらんぷり』から『R-1グランプリ』に変更し、応募資格について「プロは、芸歴10年以内であること」という規定に変更。これにより、例年決勝戦の常連だった芸人たちの応募資格がなくなり衝撃が走ったが、今年は新鮮な顔ぶれが勝ち上がった。
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応募総数2746名の戦いを勝ち上がったのは、かが屋 賀屋(マセキ芸能社)、土屋(プロダクション人力舎)、森本サイダー(松竹芸能 東京)、高田ぽる子(マセキ芸能社)、吉住(プロダクション人力舎)、kento fukaya(吉本興業 大阪)、寺田寛明(マセキ芸能社)、ZAZY(吉本興業 東京)、ゆりやんレトリィバァ(吉本興業 大阪)の9名。7日に行われる復活ステージを勝ち上がった1名を加えた10名が、7日の決勝大会で戦うことになる。
決勝は、10名が順にネタを行い、最終的に点数の高かった3名がファイナルステージへと進む。この決勝のネタ披露順は、生配信内で決定。決勝進出者がそれぞれ数字の書いたボールを抽選で選び、その数字の順に希望の出番順を自ら選んだ。その結果、トップバッターは復活ステージ枠、2番がZAZY、3番が土屋、4番が森本、5番が吉住、6番が賀屋、7番が寺田、8番がkento、9番が高田、10番がゆりやんとなった。
芸歴2年目の高田は、メイド喫茶で働きながら女優を目指していたというが、事務所に声を掛けられマセキ芸能社に入り芸人になったという新星。会見で決勝進出者のライバルを聞かれると、同じ事務所の先輩、芸歴8年目の寺田の名前を挙げた。
2020年末に女芸人の大会『THE W』で優勝し注目の吉住のライバルは、決勝進出者ではなくこの日司会を務めた、おいでやす小田。というのも、テレビ番組の収録で一緒になるが、小田が吉住より笑いをとっているからとのことだが、「普通のことしか言っていないんです!」と悔しさを訴えた。小田は、今回の大会規定変更により同大会の出場権を失ったが、漫才日本一を決める大会『M-1 2020』で準優勝し知名度も人気も爆上がり中。『R-1』決勝にも5回出場経験があり同大会のことも熟知、この日の生配信でもファイナリストたちから何かと矛先を向けられていた。
新生『R-1』王者が決まる決勝は、3月7日19時よりカンテレ・フジテレビ系で放送される。賞金500万とピン芸人No.1の称号を手にするのは誰か、注目が集まる
『U-NEXT R-1グランプリ2021』
3/7(日) 19:00~ カンテレ・フジテレビ系全国ネット 生放送(※一部地域除く)
【MC】 霜降り明星 広瀬アリス
【審査員】 後日発表予定