狂言風漫才で人気を博す彼ら。2020年はテレビ出演本数(本人談)が前年の40倍と各局に引っ張りだこだ。しかし、番組からは「キャラに様々な支障が出ている」と指摘が。VTRで出演した先輩芸人のGAG(坂本純一、福井俊太郎、宮戸洋行)は、彼らのキャラがおざなりになっているとして、「ほかは普通に喋って、最後に『それは、◯◯でごじゃる』っていう。狂言風というよりおじゃる丸」と坂本。宮戸も、南條が「(いつも手に持っている)鼓は置いていこうと思っている」と話していたと暴露した。
南條の言い分としては、盛り上げるために“鼓を叩くこと”をスタッフに要求されるのだが、時として「今はいらない」と注意されるとのこと。では、いつ鼓を叩けばよいのか? と悩んでおり、「こいつ(鼓)が注目されすぎていて、僕のアイデンティティはどこへ?」と鼓が自分たちの首を締めていると訴えた。
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一方、三島は「和風変換」に追い込まれているという。和風変換とは、キーワードを“昔の言葉”に言い換える三島の得意技のこと。「脳みそがギュッとなる」と吐露すると、レギュラー出演者の霜降り明星・粗品が「それが面白いんじゃないんですか?」とコメント。三島はすかさず「足枷になっている」と返してスタジオの笑いを誘った。
「現在、フリーの場で、和風変換を振られることも多いそうなのですが、そもそもこれをやり出したのは、爆笑問題・太田光だそうです。まだすゑひろがりずがテレビ出演もほとんどしていない頃出演した、『太田伯山』(テレビ朝日系)で太田から矢のように振られのだとか。その際のマリリン・モンローを『襦袢チラ見せ裾めくれ女』、太田を『いちゃもん付け』、相方の田中裕二は『小物』が紹介され、スタジオは爆笑。今回のスタジオで披露されたのが霜降り明星・せいやが『小立ち回り』、相方の粗品が『手の甲戒め』、かが屋の賀屋を『裕福落武者』と変換し爆笑をかっさらっていました。ネットでは有吉弘行の毒舌あだ名に続く鉄板の特技だと評判で、太田も舌を巻いていましたよ」(芸能ライター)
ネットでは彼らにエールを送る声が多数。「和風変換は面白すぎるから今後も無理のない範囲で頑張ってくれとしか言えないです」「鼓に翻弄されているwww」「すゑひろがりず面白い」とのコメントがあった。