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トップクラスの俳優も出演を希望 Netflixが強気の値上げを決断した背景

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 動画配信サービス・Netflixが日本での月額料金プランを一部改定することを、各メディアが報じた。

 各メディアによると、新料金は2月5日から適用。ベーシックプランはこれまでの880円から990円に、スタンダードプランは1320円から1490円に値上げ、プレミアムプランは1980円のまま据え置きとなる。

 新規登録者には改定後の料金体系が適用され、既存の利用者には翌週以降、順次メールで料金改定の案内を開始するという。

 値上げの背景として同社は、「素晴らしいエンターテイメントへ投資を継続し、映画やドラマの作品数を着実に増やしていけるよう、サービス料金の見直しを適宜行っています」などと説明している。

 ​>>山崎賢人と土屋太鳳のドラマが配信作品のワケ 売れっ子タレントたちの“二極化”進む<<​​​

 「コロナ禍に入り、日本でオリジナルドラマ『愛の不時着』などが大ヒット。そこで日本への投資も拡大し、現在配信中の山崎賢人と土屋太鳳が共演したNetflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』が約40の国と地域でトップ10入り。日本発のオリジナル実写作品で過去最多の視聴者数を記録するなど好調。多少の値上げでも会員数が減らないという読みがあったのだろう」(映画業界関係者)
 とはいえ、それよりも、値上げの背景としては同社が説明した「エンターテイメントへ投資」の要素がかなりのウエートを占めているようだ。

 「同社のオリジナル作品には、国内でもドラマのギャラがトップクラスの米倉涼子や渡辺謙が出演。大物たちが出演したくなるということは、ギャラもかなり高額なはず。今後、続々と大物たちが“参入”すると思われるので、たっぷり稼いで高額ギャラを維持しなければならない」(芸能記者)

 いわば“黒船”の勢力拡大によって、大物たちの国内での“ドラマ離れ”がさらに加速してしまいそうだ。

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