「ナルコレプシーと今も向き合っている、岩義人さんという24歳の俳優の体験談が放送されたのですが、番組ではこれを『乗っ取られた体 イケメン俳優を苦しめた謎の現象』という、少々大げさなタイトルで紹介。ナレーションでも『大切な場面に限って、そいつはやって来る』『何者かに眠りに引きずり込まれる』と恐怖を煽るようなもので、画づくりも、おどろおどろしさが増長されていたのです」(芸能ライター)
また、岩さん本人も「自分じゃない何かに体を乗っ取られている。何かに操られている」と答え、当時のマネージャーも「お祓いや清めの砂を人から聞いて試したことはある」と、霊的なものを疑ったことがあったとのこと。
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しかしある日、知り合いから「もしかして病気なんじゃない?」と告げられ、念のため病院で検査を受けると、ナルコレプシーであることが分かったという。現在、岩さんは自分の時間に活動できるYouTuberとして活動しているという。
SNS上では、まずマネージャーの対応について、「何故マネさんはお払いより先に 病院連れて行こうと思わないのか」「お祓いの前に病院だって」といった声も寄せられた。さらに、「怪奇現象みたいにナルコレプシーを言ってて」「未だに "ミステリー"扱いなんだね」「やたら霊的なものかのように病気を扱うのはやめていただきたい」とオカルト寄りに病気を取り上げた演出に違和感を持つ者も。
だが一方で、こうした番組でも紹介していることに、実際の患者と思われるユーザーからは「ナルコレプシーについて、理解が進むことはとても良いなと思う」といったコメントも見られた。何かと誤解を生みやすいこの病気、周知されていくことを願うばかりだ。