オルビス公式ツイッターは21日に「弊社従業員によるSNS投稿に関するお詫び」という文書を投稿。その中で、「弊社従業員がSNSの個人アカウントでのプライベートな投稿において、従業員であることをプロフィールや投稿文へ明記せずに、弊社ならびにグループ会社の商品紹介を行っているという事実を確認いたしました」として謝罪。
当該社員は、入社前からSNSを運用しており、入社後も投稿を続けていたとのこと。従業員であることを明かさず商品紹介をしてはならないという「社内ルールを徹底させることができていなかった」とし、「弊社とグループ各社では従業員の個人情報を共用しておらず、本件に関しましてグループ会社側で問題に気づくことは難しい状態でございました」と説明。改めて謝罪してしていた。
「この問題は今月1日頃からネット上で騒動になっていたもの。きっかけとなったのは、SNSで活動しているある美容系インフルエンサーが、2019年頃から突然オルビスやグループ会社であるPOLAの商品を紹介する確率が増えたこと。一部ネットユーザーがそのインフルエンサーについて調べると、そのインフルエンサーがプロフィールで使っていた写真と、オルビスの社員としてプロフィール登録されていた写真が一致していることなどが判明。ステルスマーケティング疑惑が浮上していました」(芸能ライター)
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しかし、オルビスの謝罪文に疑問の声が集まっているという。
「オルビスの謝罪文によると、あたかもその社員が独断で行っていた行為と取れますが、実は過去にツイッターでオルビスの社員やPOLA社員と商品についてやり取りしていたことが判明。さらに、その社員が過去に受けたインタビューの中で、ネット広告代理店のインフルエンサー枠として採用されたと話していたこともあったため、ネットからは『インフルエンサー枠で採用された経歴を会社が知らないことってある?』『一人にだけ責任を押し付けようとしてるようにしか思えない』という不信の声が集まってしまっているようです」(同)
オルビス公式ツイッターには疑問の声が多く集まっているが、果たして反応することはあるのだろうか――。
記事内の引用について
オルビス公式ツイッターより https://twitter.com/ORBIS_JP