この日、『テッパンいただきます!』では、「その瞬間キュンです」という、女性タレントが芸能生活において共演した男性芸能人に思わずキュンとしたときめいた瞬間を再現ビデオを交えてトークしていくという企画が行われ、スタジオには女優の広瀬アリス、日向坂46の佐々木久美・齊藤京子・加藤史帆、タレントの朝日奈央、ものまね芸人の丸山礼が登場し、「キュン」トークを行った。
広瀬はイケメン俳優の中村倫也、朝日は「平成ノブシコブシ」吉村崇、佐々木は東野幸治など、思わぬ男性タレントの名前が飛び出し、スタジオは大いに沸いた。
この企画で登場した男性芸能人の名前は、中村を除いてはお笑い芸人ばかりであり、朝日の「10円玉を眼と鼻の穴に入れる」という一発芸のために10円玉を消毒して渡してくれたノブコブ吉村、陰ながら応援してくれた東野など、普段の芸風からはギャップを強く感じるエピソードが発表された。
そんな中、一際注目を集めたのが、齊藤が名前を挙げた「さらば青春の光」の森田のエピソードであった。
森田はラジオでは齊藤のことを「中二病か!」「握手会というよりキャバクラやないか!」と手厳しいツッコミを連発。最初は好印象を持っていない齊藤だったが、ラジオの反省会時に森田は「散々イジってきたけど俺の推しはお前やからな」と普段ぶっきらぼうに見えても、ちゃんと齊藤の事を想っていることをアピール。この森田の態度に齊藤は大いにときめいたといい、以来、森田にメロメロ状態なのだという。
番組はさっそく森田に齊藤がメロメロになっていることを伝えると、「マジですか?」と驚きつつ、スタッフから「(齊藤に対し)下心はあるんですか?」と聞かれると「下心ない訳がない!」と一蹴。「(強くイジっているのは)好きな子にスカートめくりみたいなものや!」と高笑いしてVTRは終わった。
下心丸出しで自分に接していた斎藤はショックを受け、「次から共演NGレベルですね」とぽつりと語り、ネットでも森田に対し、「森田、ゲスすぎる」「最低」といった声が。
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だが、ネットでは森田の開き直り発言に、意外なことに「称賛」の声が相次いだという。
森田も一般男性であるため、可愛い若いアイドルが近くにいれば「下心」が生まれる訳であり、当然口説きにかかるような芸能人も多い。それだけに「キュン」とさせるだけの芸能人ばかりではないことを森田は証明したとも言え、「森田は自分の役割わかってたな」「芸能界イイ人ばかりじゃないし、相手がアイドルや女優さんならなおさら」「森田は三枚目を演じるのがうまい」「これまで名前が出た人も下心ない訳ないもんな」といった声もあり、視聴者のモヤモヤを晴らしたようだった。
今回名前が挙がった芸能人だけでも、森田以外にも「下心」だけで近づいていた人物はいたかもしれない……という現実を突きつけただけでも、今回の企画で森田が果たした役割は大きかったと言えよう。