同番組は1988年4月にスタートした日本で最も長く続く経済ニュース番組。初代メインキャスターは、政治家転身前の小池百合子都知事。その後、野中ともよ氏、松岡修造と結婚した元テレ東アナの田口恵美子さん、小谷真生子アナらが担当。記事によると、2014年からキャスターを務める大江麻理子アナが春からも番組を担当するという。
これまでは日テレ系「news zero」、TBS系「NEWS23」と三つどもえで争ってきたが、午後10時台は、常に視聴率10%を超えるテレ朝系「報道ステーション」との一騎打ちとなる。
「WBSの視聴率は3~4%だが、午後11時スタートでテレ東なのを考えると大健闘。対する報ステはコロナ禍において好調をキープし15%に迫ることもある。この数字だけだと、報ステの圧勝だが、時間帯が繰り上がることで、WBSの視聴率がアップすることは確実。大江アナは昨年12月に発表された毎年恒例の『好きな女性アナウンサーランキング』でおととしと変わらず5位と、高い人気が安定。予想以上に報ステの視聴率を切り崩すこともあるのでは」(テレビ局関係者)
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一方、WBSが繰り上がって一騎打ちになる「zero」と「23」。「zero」のキャスターを務める有働由美子アナは「好きな女子アナ」ではおととしも昨年も3位と人気だが、そこまで同番組の人気にはつながらず。
しかし、現状では元テレビ朝日の小川彩佳アナがキャスターを務める「23」を大きくリードしている。
「WBSの視聴者がどちらに流れるかだが、23がこのままの路線を変えないようだと視聴率の上積みは期待できず、zeroにさらに差をつけられてしまうのでは」(同)
逆に言えば、「23」にも視聴率回復のチャンスが訪れたようだ。