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『エヴァ』の新作公開延期、コロナ以外にも理由が?『鬼滅の刃』の影響もあるか

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 今月23日に公開予定だった映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の公開再延期が14日、配給の東宝などから発表された。

 同社は「この度、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の状況、並びに日本政府による緊急事態宣言の発出という事態を重く受け止め、慎重に検討を重ねて参りました」と経緯を説明。

 そのうえで、「その結果、感染拡大の収束が最優先であると判断し、2021年1月23日(土)に向け進んでおりました、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』公開を自粛し、再延期を決定いたしました」としている。

 今後の公開予定については、「決定次第、速やかに『エヴァンゲリオン』公式サイト、公式SNSにてお知らせいたします」とした。

 公開再延期に伴い、2月10日に発売予定だった映画の音楽集CDも発売延期に。

 そもそも、同作は当初、昨年6月27日に公開される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期。今月23日公開に向け、準備が進められていた。

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 「総監督の庵野秀明氏はこれまで“公開するする詐欺“と言われるほど、劇場版の最新作を先延ばしにしてきた。おまけに、人一倍こだわりが強く、果たして本当に完成するか周囲は危惧していたが、なんとか完成。そして、ファンたちが公開を待ちわびていた矢先にまたまた公開が延期となった。ネット上ではファンたちの落胆の声が飛び交っている」(映画業界関係者)

 コロナ禍は収束のメドすらまったく立っていないだけに、いつになったら公開されるのかが気になるが、延期されたのにはほかの理由もありそうだというのだ。

 「同じ東宝が配給している『鬼滅の刃』の劇場版が、公開13週目にして『銀魂』のシリーズ最終作に首位を明け渡してしまった。『鬼滅』でさらなる動員をかけるため、『エヴァ』の公開による、公開スクリーン減を避けたのでは」(映画ライター)

 いろいろ“大人の事情”もあったようだ。

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