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コロナ禍で近い将来に向けて動き始めた明石家さんま アニメ映画プロデュースの狙いは

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明石家さんま

 お笑いタレントの明石家さんまが、今年初夏公開のアニメ映画「漁港の肉子ちゃん」をプロデュースすることを、各スポーツ紙が報じた。

 各紙によると、さんまが劇場公開のアニメ映画をプロデュースするのは初めて。原作は、直木賞作家・西加奈子さんの同名ベストセラーで、漁港の船に住む二人きりの母娘、肉子ちゃんとキクコの軌跡と成長を描くという。

 プロデュースのきっかけは、さんまが自身の名前が登場する西さんの小説「サラバ!」を読んだこと。その後、西さんの作品を読んでいたところ、「漁港の肉子ちゃん」に出会ったという。

 さんまは大阪弁の使い方にほれ込んだそうで、「すごく良い感動的な作品なので、映像として残したいと思い、(映像化の)オファーをしたところ西さんがすぐOKしてくださって」とコメント。

 約5年を経て映画化が実現。物語を支える重要な少年役を、社会現象を起こしたアニメ「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭治郎役の花江夏樹が演じることも発表された。

 「さんまにとってかなり思い入れのある作品のようで、多忙な合間をぬって積極的に自らが先頭に立って宣伝活動をこなすことになるだろう。その成果が実って映画がヒットすれば、次のプロデュース話が舞い込むのでは」(映画業界関係者)

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 長年、お笑い界の大御所として君臨するさんま。現在、フジテレビ系「ホンマでっか!?TV」、日本テレビ系「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組4本、ラジオ1本のレギュラーを抱えているが、どうやら、近い将来を見据え動き始めたようだ。

 「テレビ各局はコロナ禍で大ダメージを受け制作費の削減を余儀なくされている。そのため、いずれ高額ギャラの自分の仕事が減ることを視野に入れ始めたのでは。目をかけている雨上がり決死隊・宮迫博之がYouTuberに転身し成功したのも刺激になったはず」(芸能記者)

 さんまのプロデューサーとしての手腕が注目される。

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