「この日、元々は雨上がり決死隊・蛍原徹をリーダーとする『さんまのお笑い向上委員会』(同系)のメンバーが集結する予定だったのですが、サプライズでさんまも登場。驚く嵐をよそに、さんまは今回の出演の経緯を延々と熱弁。思わずメンバーの陣内智則が『“VS嵐”のオープニング、そんなにたっぷりしゃべりません』と注意していました。それに対して、嵐の5人も笑ってはいましたが、黙っているほかありませんでした」(芸能ライター)
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この後、プラスワンゲストとして、大リーグ・ツインズの前田健太がCO2のスモークの中から華々しく現れると、さんまは自分の登場の時はそれがなかったと不満。松本潤から「(さんまさんは)最後に出てきたからそれがなかっただけですよ」と説明を受けていた。
さらに、さんまは別室から応援している鬼越トマホークなど、『向上委員会』の常連メンバーをイジったり、中川家・礼二にモノマネを振ったりと、まさに『向上委員会』そのままのノリを展開。
嵐が「キッキングスナイパー」の種目に入った時は、「嵐、上手いんやろ?邪魔するしかないな。精神的に痛めつけとかな」と警戒。ボールを蹴ろうとする大野智に向かって、「お前のために来てるぞ今日!お前のために来てるぞ今日!」とプレッシャーをかけると、大野は耳をふさいで競技に集中していた。
モニターに出題されるカタカナの言葉を、他のメンバーにカタカナを使わずに説明するゲーム「カタカナ嵐」の際には、かつてビートたけし・タモリ、そしてさんまの“お笑いBIG3”で放送されていたゴルフ対決の「英語禁止コース」の話題を取り上げ、「俺が一番、笑わせてたつやつやね」と自慢するなど、彼の独壇場。
そんなお笑い怪獣の活躍に、SNS上では「さんまさんやっぱ回すの上手だよね〜」「腹抱えて笑いました! 」など、改めて絶賛する声が上がった。さらに、来年から相葉雅紀を中心として始まる後継番組『VS魂』について、「相葉、この後やるんやろ?『VS魂』とかいうやつ?」と質問。レギュラーは決まっていないことが分かると、『向上委員会』の面々に「今日はオーディションや!」と言って、笑いを誘っていた。嵐が触れられなかった番組のことを聞き出したさんまに、「さすが」「ありがとう」という意見もあった
一方、嵐の出じろがなくなったことに、ファンは「さんまさん本当空気読んで欲しい」「ゲストなんだからそんな仕切らなくても……」「さんま劇場で、うるさすぎ!これじゃ嵐がかわいそう」「さんまさんが嫌いになりそう。いや、なった。 ヒドイ、ウザい、うるさい」と違和感を覚えるユーザーもいた。他の番組に出た時のさんまは常にこんな感じで通常運転とも言えたが、残りわずかの『VS嵐』では裏目に出てしまったようだが、タブーにも切り込む姿は“さすが”だった。