三田というと、1980年に人気雑誌『セブンティーン』(小学館)のモデル応募に合格して芸能界へ。81年放送のドラマ『2年B組仙八先生』(TBS系)で女優デビューし、82年発売のシングル『駈けてきた処女』で歌手デビュー。当時、三田はアイドルの第一線で活躍する「花の82年組」と呼ばれた存在だ。
私生活では、1991年に中村と結婚し、95年に長男・橋之助、97年に次男・福之助、01年に三男・歌之助を出産。「4人の歌舞伎役者」を抱える“梨園の妻業”を生活の中心としていたが、2016年9月に中村が京都の人気芸妓との不倫を同誌にスッパ抜かれ、騒動に。すると、三田は梨園の妻として完璧な振る舞いを見せ、絶賛の嵐となった。当時、襲名を控えていた中村を献身にサポートしたのは記憶に新しい。
そんな頼もしい三田だが、若かりし頃に俳優・柳葉敏郎とのキスシーンでひと悶着があり、以降は30年もの間、共演することはなかったようだ。
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2019年4月放送の『梅沢富美男のズバッと聞きます!浅野陣内柳葉30年ぶり大集合今だから話せるSP』(フジテレビ系)に出演した三田は、柳葉とのわだかまりを告白。両者は88年放送のドラマ『君の瞳をタイホする!』(同)で共演した仲だが、三田は撮影直前に柳葉とのキスシーンがあることを知らされたというのだ。
ところが、撮影中に三田が「人前でキスできません」と柳葉とのキスを突如、拒絶したという。撮影は一度中断され、スタッフが三田に30分間説得したが、頑としてキスを拒み続けたようだ。結局、唇と唇のキスを拒み続け、口元が見えないアングルでキスなしの撮影という事態に発展した。
スタジオで当時を振り返った三田は、「その時は(柳葉さんに)すごいムッとされました。お前女優だろ?みたいな雰囲気。台本読んでんの?」と険悪な空気に包まれた当時の現場の状況を説明。その結果、「キスシーンの後、柳葉さんからお仕事の声がかからない。一回も共演したことない」と嘆いた。三田は、「私、“共演NG”女優にリストアップされてるんじゃないかな、って…」と胸の内を明かした。
そして、スタジオで両者は対面を果たし、三田は「私、“共演NG”だったのかな?って」と柳葉に問いかけた。すると、柳葉は笑いながら首を振り、「オレそんな感じだった?」「妹みたいな感じだから」と“共演NG”説を否定。これに、胸をなで下ろした三田だったが、「あれぐらい(キスシーン)から女優として自信なくなっちゃって」とトラウマを抱えていたことを打ち明けた。
その後も順調に女優として活動を続けるも、“ラブシーン”との遭遇はないようだ。また、柳葉と対面してからというもの、共演は実現していないが、今後に期待といったところだろう。
2度目の不倫騒動も梨園の妻としての貫録を見せつけた三田。女優としても飛躍してほしいものだ。