明石市の発表によると、処分を受けたのは総務局の40代男性課長。職場などで30代の女性に対し、「デートしよう」などと複数回セクハラをしていたほか、パワハラも行っていたという。女性職員が市に相談した結果、事態が発覚。女性へのハラスメントに加え、部下の男性についても、合理的な理由なく仕事を9割減らす行為をしていたこともわかった。
自らの立場を利用し、女性を服従させようという行為を受けた明石市は、この職員を降格の上、3か月の減給処分にしたと発表。免職の予定はないようだ。
>>市職員51歳男、着信拒否した元部下に怒り待ち伏せて暴行 「納得できない」容疑を否認<<
最低と言わざるを得ない男の行動に、「こんなことをしても市民の税金で男を雇い続ける。被害を受けた女性も男性も嫌な思いをするのに、それを見過ごすのか。こんな職場で働きたくない」「市役所は犯罪者の巣窟なのか。一般企業の感覚ではあり得ない。市民の税金で暮らしているのなら、もっと厳しい処分を加えるべきだ」「典型的な昭和の管理職。コンプライアンス教育すらやっているのか怪しい。最低だ」「職員の行動はもちろんだが、明石市のハラスメントに対する認識にも驚く。ハラスメントをなくそうとする意識があると思えない」と明石市の対応に厳しい声が相次いでいる。
明石市では2019年5月にも、社会福祉協議会に明石市から任期付きで派遣されていた40代の男性係長が、部下だった20代女性に頭を撫でる、手を触る、交際相手の有無を聞くなどのセクハラをしたとして懲戒処分を受ける事案が発生している。同種の事件が2年連続で起こるとは驚きだ。
セクハラ管理職が相次ぐ明石市。モラルが崩壊している。