今回の審査員は昨年に続き、アンガールズ・田中卓志、笑い飯・哲夫、久本雅美、ヒロミ、ハイヒール・リンゴが務めた。さらに、前回の清水ミチコに代わり、麒麟・川島明が起用された。川島もネタの審査には一家言ある人物と言えるが、ネット上では「現役女ピン芸人の清水ミチコに戻ってきて欲しい」といった声が聞かれた。今回の審査員の男女比は、男4名に対し女2名。やはり、女芸人のナンバーワンを決めるコンセプトの番組ならば、審査員の半数は女性であって欲しいところだ。
それでも男芸人の審査員でも、アンガ田中には「頭の良さがわかる喋り方していた」「きちっとネタや芸人の良い所を見ている」といった高評価が集まった。
このほか、「ヒロミと久本雅美はもう現役感ないから、誰かに代わって欲しい」といった声も聞かれた。『M-1グランプリ』(朝日放送制作・テレビ朝日系)が、サンドウィッチマン富澤たけしとナイツの塙宣之という『M-1』でブレークした芸人を審査員に取り入れたように、『THE W』も新たな審査員に期待を寄せる声もある。ネット上では、光浦靖子や大久保佳代子、さらには芸人ではないものの、お笑い通として知られる元バレーボール選手の大林素子などの声も挙がっていた。
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また、『THE W』では、随所で視聴者による審査が反映される。ただ、審査員の1票に対し、視聴者も1票と位置づけられている。この方式に関しても「視聴者投票はせめて、審査員の半分、3票分は欲しいところ」「私の好みと視聴者投票の結果が合わずにモヤモヤした」といった声が聞かれた。
この番組には、開始以降「芯がブレブレ」といった批判が寄せられているが、今回のネットの苦言を見る限り、それが改善されたとは言い難いようだ。