この日、番組では東大などの研究チームが7日に公表した調査結果を紹介。これによると、「Go Toトラベル」の利用者の方が、利用しなかった人よりも多く新型コロナウイルス感染を疑わせる症状を経験したという。嗅覚・味覚の異常などを訴えた人の割合は2倍もの差があり、利用者ほど感染リスクが高いと結論付けられた。
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一方、菅義偉首相は先月25日の衆院予算委員会の中で、「Go Toトラベルが感染拡大の主要な原因であるとのエビデンスは現在のところ存在しない」と説明している。
そんな中、話を振られたヒロミは「こればっかは、俺たちやマスコミがこうやって言っても、国は『いや、(Go Toは)関係ないんです』ってなっちゃうじゃない」と指摘。坂上も「だから、エビデンスが出るまでは関係ないって言うよ」と同調した。
さらにヒロミは「エビデンスがないのか、それを調べないのか、っていうさ。まだいまの段階ではっていうのをずっと言ってるわけだから。これは俺らが何を言っても、国はもう『Go Toは問題ないんです』って言い方でしょ」と苦言を呈していた。
このヒロミの発言に視聴者からは、「当たり前や。何様やねん」「なんでタレントの言うことを政府が聞かなきゃいけない?」「エビデンスのないタレントの発言がなぜ国の指針になると思うの?」「バラエティ番組の芸能人の言葉が政府に届く方がおかしい」といった困惑の声がネットに集まる事態に。一方では、「政府の機関がちゃんと調査してほしいっていうのはある」「この東大チームの発表を踏まえて政府の認識も変わるかな」といった賛同の声も見受けられた。
果たして、政府の「Go To」対応は変わっていくのだろうか――。