>>『朝顔』第3話、結末が中途半端?「何も解決しなくてモヤモヤ」疑問の中「リアルな演出」称賛の声も<<
第4話は、平(時任三郎)が野毛山署で桑原(風間俊介)の姉である忍(ともさかりえ)と会う。信用金庫に勤めていたはずの忍だったが、刑事として野毛山署に配属されることになり――というストーリーが描かれた。
ともさかりえ演じる忍の初登場となった第4話だが、作品ファンからはある懸念が聞かれているという。
「38歳でようやく刑事デビューを果たした忍。さっそく管内で発生した女性が死亡した事件の捜査に当たることになりましたが、気合が入り過ぎたためか、暴走気味な場面も多々。まず現場となった被害者の家を訪れると、閉じられていたカーテンをおもむろに開け、『現場のもの勝手に触っちゃ駄目ですよ!』と叱責されていました。その後も被害者の姉の事情聴取に無理矢理入り込み、『妹さん、誰かとトラブルなどはありませんでしたか?』とガツガツ質問し、『忍さん、今は……』と咎められるシーンも。最終的には空回りすることなく、被害女性の姉の気持ちに寄り添い、慰めるシーンが描かれていましたが、視聴者からは『暴走気味で苦手』『ガツガツ系のキャラってこのドラマに合わない気がする』『熱意たっぷりの年いった新人って違和感ある』という苦言が聞かれてしまいました」(ドラマライター)
また、忍が野毛山署管内に配属されたという設定にも疑問の声が集まっているという。
「野毛山署と言えば、シーズン1では平に加え、のちに朝顔の夫になる桑原も在籍しており、その後神奈川県警捜査一課に栄転。朝顔は野毛山署管轄の事件を頻繁に担当する興雲大学法医学教室に勤める法医学者で、ただでさえ朝顔一家が多くいる場に忍が配属された形になりました。作中でも登場人物から『この管内は平さんのご親戚じゃないと採用されないのかね?』『親戚多すぎませんか?』といったセリフがありましたが、視聴者からは『いくらなんでもリアリティなさすぎ』『こんだけ親戚揃えるって現実ではまずない』といった困惑の声が噴出することになりました」(同)
リアリティのなさも、視聴者が新キャストを受け入れにくい原因の一つなのかもしれない。