☆レフトゥバーズ
2020年11月21日(土)東京第5R芝1600m戦に出走予定のレフトゥバーズ。馬名の由来は「残り物」。牝、黒鹿毛、2018年5月6日生。美浦・萩原清厩舎。父ディープインパクト、母テルアケリー、母父Tapit。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は池谷誠一氏。2019年セレクトセール1歳市場において5400万円で落札された。半兄にはダートで2勝を挙げているシティーオブスター(父ハーツクライ)がいる。本馬はディープインパクト産駒らしい軽さとバネを持ち、体幹がしっかりとしているため走りにブレがなく、追い切りでは軽く仕掛けられるとあっという間に加速し、併せた相手を置き去りにする切れを披露した。素質の高さは疑いようがなく、5月生まれということもあり、将来が楽しみな一頭だ。なお、鞍上は横山武史騎手。
☆ネフェルタリ
2020年11月22日(日)阪神第6Rダート1800m戦に出走予定のネフェルタリ。馬名の由来は「人名より。父名より連想」。牝、黒鹿毛、2018年4月29日生。栗東・高柳大輔厩舎。父American Pharoah、母ホワットアスポット、母父Arch。生産は新ひだか町・服部牧場、馬主はヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。愛馬会法人・ユニオンオーナーズクラブの募集馬で総額2600万円。本馬は牝馬らしい丸みを帯びた馬体をしているが、父American Pharoahから受け継いだ弾力のあるしっかりとした筋肉が付いている。追い切りではゆったりとした走りをしていたが時計は出ており、それだけ跳びの大きいダイナミックな走りをしていたということ。鞍上にC・ルメール騎手を配したことからも期待の大きさがうかがえる。将来的には交流重賞での活躍を期待したい。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。