古風な名前を表わす「シワシワネーム」という言葉。ここ数年、その数は増加傾向にあるといい、番組では「キラキラネームの反動で増えたのでは」と分析していた。
>>平成の30年間で一番人気だった名前は 思い出される、元祖キラキラネーム騒動<<
番組によると、「シワシワネーム」の代表例は、男の子の場合、「孝太郎、裕太郎」などの“〇太郎”系、「慎之介、愛之助」などの“〇之介、助”系、「清、豊、誠」などの“一文字系”とのこと。また、女の子の場合は「和子、幸子」などの“〇子系”、「すず、ハル」などの“ひらがな、カタカナ系”、「花、桜」などの“植物系”とのことだった。
番組では、2人の息子に「福之助」「吉平」と「シワシワネーム」を付けたというお笑いコンビ・Wエンジンのえとう窓口や、インタビューに答えてくれた一般人に「なぜ子どもたちにシワシワネームをつけたのでしょうか?」と質問したり、シワシワネームの弊害として、「学校の中で浮いていじめにつながるのではと懸念する声もある」と紹介していた。
しかし、この特集に対し視聴者からは「失礼」「馬鹿にされてるみたいで嫌な気分になった」といった苦言のほか、「勝手にシワシワネームってカテゴライズすること自体がイジメの始まりになる」「20代以上のほとんどの人がシワシワネームになる」「もはや普通ネームってなんなのよ」といった指摘が寄せられてしまっていた。
もともと、「キラキラネーム」の対極として使われていたネットスラングである「シワシワネーム」。ワイドショーで大々的に扱われることに対し、多くの視聴者が違和感を抱いたようだった。