>>ナイナイ岡村、和田アキ子から「一日だけ泊まらせて」で困惑 芸能界の大物も気になる“岡村の妻<<
相手は岡村と同郷の関西出身。岡村はなぜ、関西の相手を選んだのかと言えば、東京に対するトラウマがあるゆえとも言えるだろう。相方の矢部浩之は埼玉県出身の元TBSアナウンサーの青木裕子氏と結婚し、家では子供とは標準語で話している。対して、岡村は住民票はいまだ大阪市に置いていると言われる。
岡村が東京に苦手意識が生まれたのは、若手時代の経験が大きいと言えるだろう。同期や先輩芸人を飛び越えて売れたナイナイは、東京へ進出し、会社の方針あって強力にプッシュされた。しかし、仕事内容はハードスケジュールを極め、寝る間もないほどだった。
土曜深夜に生放送(一部は録画)の『殿様のフェロモン』(フジテレビ系)を終え、打ち上げに朝まで顔を出し、スタッフからダメ出しを受ける。日曜は朝から『浅草橋ヤング洋品店』(テレビ東京系)の長時間ロケに出るといった生活を送っていた。これでは、東京でスタッフとの信頼関係を築く時間もなく、岡村の心は閉じていったのだろう。
当時、そんな岡村を支えてくれるファンの女性もいた。ホテル暮らしを余儀なくされていた岡村を、散歩などに連れ出してくれ、家探しも手伝ってくれた。ただ、引越し準備で、その女性が箸や茶碗など身の回りのものを「2つずつ」セットで揃えていくことに岡村は恐れをなし、彼女を無理やり追い出してしまったという。これが女性恐怖症となるきっかけの一つとも言われる。
今回、岡村の婚姻届の証人となったのは、長年に渡って付き合いのある高校からの友人であり、彼も大阪育ちの人間だ。やはり、岡村にとって故郷がもっとも安心できる場所なのかもしれない。