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ベンツ新型Sクラスの発表に拍子抜け!? もはやワクワク感はどこにもナシ…

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提供:週刊実話

 去る9月2日、ドイツ・ダイムラー社のブランド『メルセデス・ベンツ』が、約7年ぶりにフルモデルチェンジしたフラッグシップサルーン「Sクラス」をオンライン発表会で公開した。 レベル3を実現した自動運転システムや世界初となる後席エアバッグなど話題に事欠かないが、特に注目されるのがMBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)と呼ばれる、ダッシュボードに設置された大型ディスプレーだ。従来モデルと比べると大幅にボタンが減らされており、サポート機能が強化されている。 「世界の高級車の指標となる新型『Sクラス』が、ここまで劇的な変化を遂げたことは、今後の自動車業界に大きな影響を与えるでしょう」(自動車評論家)

 今回のオンライン発表会では、新型「Sクラス」を生産するドイツ・ジンデルフィンゲンの「ファクトリー56」もお披露目された。この世界で最も近代的な自動車工場は、太陽光発電システム、DC電力グリッド、電動車のバッテリーを再利用したエネルギー貯蔵システムなどによって、完全なCO2ニュートラルを可能にしている。 「新型車が主役の場で、あえて新工場を紹介したのは異例のこと。会社を挙げて、常にエコを意識した最先端企業であることをアピールし、今後ますます厳しくなるCO2規制に積極的に対処していることを押し出しました。もはや時代が変わったということです」(自動車業界関係者)

 ただ、今回の発表会に関しては、各方面から批判的な声も聞かれた。 「かつての新型車発表会では、その車の斬新なデザインや画期的な走行性能に心を躍らせたものでした。しかし、ハンドルから手を離した自動運転やエコな工場を強調した内容では、どうにも拍子抜けで盛り上がりませんでした」(自動車雑誌ライター)

 100年に一度と言われる自動車業界の変革期に開かれた、新型「Sクラス」のオンライン発表会。何はともあれ、ベンツの旗艦モデルとして、新たな時代の到来をあらゆる方面で感じさせたのは、さすがと言うしかない。

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