>>セクゾ中島が粗品を“神対応”で救う? 諦めていた「どうぶつの森」を再開できたワケ<<
最近はバラエティ班の宮田俊哉、千賀健永、二階堂高嗣の成長と露出が著しい。特に、大のアニメオタクで、週に20~30本のアニメをハードディスクに収めている宮田のポテンシャルは高い。その宮田が霜降り明星と初タッグを組んだ。同じアニメ好きの粗品、相方のせいやとアニメ・漫才のコラボ番組「サンパチスター」(テレ朝系)に登場したのだ。
サンパチとは、漫才のときに使用するサンパチマイク。ならば、同番組は、漫才師の次期スターを発掘するかと思いきや、スターは人間ではなく二次元。声優が演じる漫才師キャラだ。その漫才師のために、本物の芸人が新ネタを書き下ろし。この「二次元漫才プロジェクト」は、6月から水面下で動いていた。
エントリーされた二次元漫才師は以下の通りだ。
「正統派漫才コンビ」ルージュブル。水森ユイト&茜リオによるイケメンコンビだ。ネタを提供したのは「キングオブコント2020」決勝進出が決まっているジャルジャル。屁をこきまくるという、ジャルジャルワールド全開の漫才だ。
「双子コンビ」カフェラテは、澗(かん)が兄で京(けい)が弟。ネタを書き下ろしたのは粗品。漫才の世界では使い古された“モテたい”から、「TBSオールスター感謝祭」司会の島崎和歌子に飛躍する、粗品らしいたたみかけだ。
次回(12日深夜0時35分~/関西地区は20日深夜1時10分〜)に登場するのは、「ピン芸人」繊細とい、「個性派トリオ」オープンラスト(僕翔馬&スズ&神風るい)。すでに公式グッズも販売されており、電話でキャラクターボイスを聴けるサービスも開始。ツイッターでは、台本も公開されている。
オープニングの「サンパチスター」とエンディングの「今日も楽しいよ」を作詞・作曲したのも粗品。BPM(テンポ)がゆったりめの電波系ソングだ。
漫才と二次元のフュージョン。いつか「M-1グランプリ○×▽」にエントリーしたりして…。
(伊藤雅奈子)