search
とじる
トップ > 芸能ニュース > かまいたち、テレ朝初の冠レギュラー決定もファンから不安の声が集まったワケ

かまいたち、テレ朝初の冠レギュラー決定もファンから不安の声が集まったワケ

pic pic

かまいたち・山内健司、濱家隆一

 9月8日、お笑いコンビ「かまいたち」の冠レギュラー番組『かまいガチ』が、テレビ朝日系で10月から深夜2時台(曜日不明)でスタートすることが発表された。

 発表は、かまいたちの先輩コンビである千鳥のバラエティ番組『テレビ千鳥』(テレビ朝日)内で、当人にも事前に知らせないサプライズで発表され、かまいたち本人は元より、『テレビ千鳥』を見ていた視聴者達も大いに驚いた。かまいたちの地方ローカルでない地上波冠レギュラーは初となる。

 >>かまいたちも『香水』をカバー、“二番煎じ”とならなかった独自のセンスに反響<<

 『かまいガチ』は2020年6月と7月に2回に渡って放送された、かまいたち司会の特番。内容はかまいたちの二人が、番組へやってきた相談者の悩みを聞き、解決に導いていくもので、第1回目特番では後輩コンビのアインシュタインやピン芸人のしゅんしゅんクリニックPなどが登場し、悩みを解決したほか、第2弾ではかまいたちの二人が今まで言えなかった本音をぶつけ合うという内容であった。

 ネットでは、『かまいガチ』の正式レギュラー化に「『かまいガチ』のレギュラー化楽しみ」「おもしろかったから毎週見られるのは楽しみ」といった祝福の声が相次いだ。

 だが、心配の声もあるという。かまいたちは結成16年の中堅コンビ。関西では「ロケの達人」と称されるほどロケの技術に長けたコンビであるが、『かまいガチ』はオールスタジオ番組のためロケはなく、スタジオで相談者の悩みを聞く、という彼らには珍しいタイプの仕事であること、また相談をするにしても、番組に登場したのはアインシュタインやしゅんしゅんクリニックPなど後輩芸人ばかりであり、先輩芸能人との絡みは一切見られなかった。

 かまいたちの先輩である千鳥はほぼ同年代であり、一部で「ポスト千鳥」と呼ばれているものの、千鳥の二人は年齢を感じさせない妙な太々しさと貫禄があり、先輩・後輩問わずに対話できるため、バラエティ番組で重宝されている。東京に進出してまだ2年目であるかまいたちが、千鳥のような安定した司会術を見せれるかは、今後の努力次第と言えるだろう。

 奇しくも、『テレビ千鳥』と同日放送であった『華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます! 』(関西テレビ系)では、かまいたちは一部コーナーを司会。だが、千鳥からは「MCが下手すぎる」「緊張してんのか」とやんわり注意される一幕もあり、かまいたちのファンたちは、今回の冠番組決定に期待と不安が入り混じった状態であろう。

 「実力はあるが華はない」そう言われ続けてきた、かまいたちにとって2020年は、まさに勝負の年になりそうだ。

関連記事

タグから探す


芸能ニュース→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

芸能ニュース→

もっと見る→

注目タグ