事の発端は、毎日新聞が高須院長や河村たかし名古屋市長が展開する大村愛知県知事のリコール活動について、「愛知知事リコールは『愛国』か 民族派からも疑問の声」という記事を公開したこと。この中で、リコール推進派が「あいちトリエンナーレ2019」が「反日」「日本人の心を踏みにじった」と主張していることについて、「民族派の著名人から疑問の声」などとし、「奇妙な政治運動」と書かれていた。
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記事を見た、「あいちトリエンナーレ2019」で芸術監督を務めた津田氏は24日、自身のTwitterで、「『奇妙な政治運動』なんて軽いものじゃなくて『意図的に誤情報を元に歪んだアジェンダをでっち上げて民主主義に対して攻撃している政治運動』なんだから、そう書いてほしいよな。何遠慮してるんですかね」と投稿した。
このツイートに高須院長は同日、「大村愛知県知事のリコールは憲法で認められた堂々とした運動です。自分たちで選んだ知事に失望した県民が持っている権利行使です。これが民主主義です。反日プロパガンダを『芸術だ』と奇妙な言葉で県民を騙して支援金を受け取った津田大介先生こそ意図的な誤情報の発信者だと僕は思っています」と反論する。
さらに別のTwitterユーザーが、津田氏にブロックされているユーザーのために一連のやり取りをスクリーンショットした画像を高須院長宛に投稿すると、高須院長は「津田大介先生と大村秀章愛知県知事はめったやたらとブロックするので引用リツイートが見てもらえません。津田大介先生にメッセージ。『やましいところが無いならブロックなぞせず、僕のように反論しなさいよ、ヘタレ』」と憤りを見せた。
このやり取りについては賛否両論だが、リコール支持派からは「津田氏にブロックされている」「高須院長は広く情報を発信している。リコール活動について誤情報を元にしていると言うなら、津田氏もブロックせず支持派にも主張を届けるべきではないか」という声が多く上がった。批判的な意見にも耳を貸し反論する高須院長と、意見の合わないTwitterユーザーを次々にブロックする津田氏。両者の違いは思想だけではないようだ。
記事の引用について
津田大介のTwitterより https://twitter.com/tsuda/
高須克弥のTwitterより https://twitter.com/katsuyatakasu