男は23日午後4時頃、JR札幌駅の商業施設を訪れると、買い物中だった20代女性のスカートに、スニーカーのつま先部に仕掛けた小型カメラを向け、スカートの中を盗撮する。不審な動きを感知した警備員が男を取り押さえ、その後駆けつけた警察官に、北海道迷惑防止条例違反の疑いで現行犯逮捕された。
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取り調べに対し、男は容疑を認めており、「かわいかったから撮影した」と話している。そして、動機については「パンツを見たいという気持ちを抑えられなかった」と供述。警察は余罪が多数あるものと見て捜査を進めている。
このなんとも迷惑極まりない事件に、「ここまで来ると異常。わざわざスニーカーにカメラを埋め込んでまでパンツにこだわるなんて…」「一種の病気だと思う。もちろん許されることではないが」「親は何をしていたんだろう。もし子供がいたら、本当に最悪」と呆れの声が上がる。
また、「小型カメラを販売していることが信じられない」「小型カメラを悪用する盗撮が多すぎる。果たして必要なのか。犯罪を助長しているとしか思えない」「小型カメラを販売する意味がわからない」という声も出た。
「靴に小型カメラ」を仕込み盗撮する事件は、2018年に愛知県名古屋市でも発生している。このケースも百貨店で、同岡崎市に住む当時38歳会社員の男がスニーカーに小型カメラを仕掛け、リモコン操作で録画していたのだ。
いずれも、結局は不審な動作をしなければ撮影できないため逮捕に至っているが、その度に「小型カメラ」の悪用が問題になる。適正利用すれば犯罪抑止などの効果を上げることができるものだが、これだけ犯罪が多発してしまえば、法規制も検討しなければならなくなる。