同ドラマは、京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く人気シリーズ。
>>テレ朝の人気シリーズが再放送でも好調な理由<<
一部スポーツ紙によると、新作は、「新しいマリコ」、「新しい科学」、「変わらない京都の風情と人情の機微」を物語に盛り込んで届けていくという。
1999年にスタートした同シリーズ。前作はシリーズ20周年とテレビ朝日開局60周年を記念し、2019年4月から今年3月まで1年間のロングラン放送を行っていたが、短いインターバルでの新シリーズ放送となった。
そのおかげで、同局で“連投”となるのが俳優の内藤剛志。「科捜研」では京都府警捜査一課の刑事・警部補で、マリコの良き相棒・土門薫役を演じている。
前シリーズは今年3月に終了したが、4月からは主演する人気シリーズ「警視庁・捜査一課長」が放送中。新型コロナウイルスの影響で撮影が中断。過去のシリーズの再放送でしのいだこともあったが、今月20日放送の第14話まで全話の平均世帯視聴率は12%を超える(ビデオリサーチ調べ、関東地区)安定ぶりだ。
「おそらく、このまま9月まで放送されるだろうから、内藤は昨年4月から今年12月まで7クール連続でテレ朝に出ずっぱり。今やテレ朝の“顔”の1人とも言える存在になっただけに、『捜査一課長』の映画化の話も浮上しているようだ」(芸能記者)
子役時代も含めると、すでに40年以上の芸歴を持つ内藤だが、実は驚くべき日本記録を持っているというのだ。
「1994年に大ヒットした日本テレビ系ドラマ『家なき子』で、安達祐実演じる主人公を虐待する酒浸りの凶暴な父親を演じると一躍注目を浴びた。すると、95年1月から2001年9月にかけて27クール連続で連続ドラマに出演するという日本記録を樹立。いつしか、『連ドラの鉄人』と呼ばれるようになった」(テレビ誌記者)
当時は脇役ばかりだったが、今は主役級で作品ごとの負担も大きいだけに、自己記録更新は難しそうだ。