>>『徹子の部屋』が時間変更した裏事情 人気だった帯ドラマが落ち込んだワケ<<
実は、他にも黒柳徹子という女性のすごさを物語るエピソードがある。例えば、ユニセフ親善大使として、アフガニスタンでテロ活動するスンニ派過激組織「タリバン」に直談判したこともあるという。「難民キャンプの女の子たちに勉強させてあげて。キャンプから村に帰った時、読み書きができれば皆に教えてあげられるから。アフガニスタンのためにもなる」と説得し、許可を得たという。
さらに、9.11アメリカ同時多発テロが起きた後、アフガニスタンを視察していた時のこと。地べたに寝ている子どもたちに、毛布を1枚渡してあげるだけでも命は助かると、トラックを借りて運搬しようとしたのだが、空爆に遭う可能性があるからと、なんと1,000頭のロバをチャーター。黒柳もロバに乗り、大量の毛布を160万人もの子どもたちに送り届けたという。
子どもたちのためなら命をもいとわない女性、それが黒柳徹子。地雷原に飛んでいったボールを、「人間が死ぬ運命の日は予め決まってるものだから、それまでは何やったって死なない」と言い残し、地雷原へ突入。難なくボールを持ち帰り子供たちへ渡したという。
だが、中にはウソかホントか分からない逸話も。『徹子の部屋』(テレビ朝日系)にゲストで出たガレッジセール・ゴリ演じるゴリエから、「黒柳さんはペリーの黒船来航の際に通訳を買って出たというのは本当ですか?」という質問に否定せず、「見たかもしれない」と答えている。9日に87歳の誕生日を迎えた黒柳。将来を聞かれた際、「100歳になったら政治記者になりたい」と願望を明かしているが、本当に実現してしまうかも!?