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コロナ感染、退院の横浜流星に思わぬ損害も? 主演舞台は全公演中止に

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横浜流星

 新型コロナウイルスに感染して入院した俳優の横浜流星と、伊藤健太郎が共演する舞台「巌流島」が、すでに中止が発表されていた東京公演に加え、名古屋・高松・大阪・福岡の公演も全て取りやめることが7月29日、公式サイトで発表された。

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 横浜は同月20日夜、舞台の稽古終了後の検温では異常はなかったが、その後、帰宅途中にけん怠感があり、検温したところ発熱があったため、医療機関を受診。抗原検査とPCR検査を受けたところ、同日深夜になって抗原検査で陽性が判明し入院、30日に退院した。

 感染判明まで横浜は3日間、同舞台の稽古に参加。殺陣のシーンが多い作品で、稽古には出演者全員、マスクを着けて臨んでいたという。

 一緒に稽古を行っていた伊藤は同23日、自身のツイッターで「一昨日受けましたPCR検査の結果が出ましたのでご報告させて頂きます。結果は陰性との事でした」と報告。しかし、感染者との濃厚接触に当たるとのことで2週間の自宅待機要請となり、8月4日まで休業となってしまったのだ。
 そんな状況もあり、同舞台のサイトでは全公演の中止を発表。東京以外の公演のチケット再販売も中止となってしまった。

 「横浜のみに非があるわけではないが、結果、舞台全公演を中止に追い込んでしまった。ここまでで発生した費用は、各会場費、必要経費、キャストやスタッフのギャラ、自宅待機を命じられたほかのキャストの休業分のギャラなどだが、おそらく、大半は横浜の所属事務所がかぶることになりそう。本来は、主演舞台でもうかるはずが、大きな損失を出すことになってしまった」(演劇担当記者)

 横浜は女優の浜辺美波とW主演する、8月12日スタート予定の日本テレビ系ドラマ「私たちはどうかしている」の撮影もこなしていたが、コロナ感染により一時中断。さらに、同舞台は同局の主催だったが、結局、全公演が中止に。横浜のコロナ感染により多大な影響を受けてしまった。

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