舛添氏は「今日の都のコロナ感染者266人。小池都知事は、都民に警告するだけで何もしない」と書き込み、東京アラートを6月2日発令し11日に解除したものの、その後に感染者が倍増している事実を指摘。今こそ、東京アラートは発令されるべきという見方もあるが、現状は特に動いていない。「何の意味もなかったのに『これからは自衛の時代』とシャアシャアと言ってのけた。いつもこの調子で、嘘も方便のパフォーマンスに終始」と猛批判した。これには「舛添先生が都知事を続けていた方が絶対に良かったです」「マスコミも小池知事の会見をタレ流し報道に終始してます」といった共感の声が聞かれた。
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さらに、同日にオフィシャルブログも更新し、「1ヶ月前のことも忘れる有権者が小池都政を可能にしている」のタイトルで、「都民に自粛を要請するのみで、具体的な行動をとらない。英語を使ったスローガンを作り、耳目を集めるパフォーマンスに終始する」と、こちらも小池都政をバッサリと切り捨てた。さらに、あっさりと小池都知事を再選させた東京都民に対しては「いずれそのツケを払うときが来る」と警鐘を鳴らしている。
舛添氏は元東京都知事の立場から、現職の小池都知事の政策には一貫して批判的な立場を取ってきた。口先ばかりで何も具体的な対策をしていないことに怒りを覚えているようだ。さらに、コロナは感染拡大傾向にあるのは確かであり、そこに関して何らかの対策が必要と舛添氏は考えているのだろう。
舛添氏と小池都知事は、テレビなどメディアへの露出を通し、知名度を上げて来た点には共通項がある。その分、舛添氏は小池都知事の手法や思惑を見抜いている部分もあると言えるだけに、一連の批判には耳を傾ける必要はありそうだ。
記事内の引用について
舛添要一氏のツイッターより https://twitter.com/masuzoeyoichi
舛添要一氏の公式ブログより https://ameblo.jp/shintomasuzoe/