東国原は、小池都知事が「280人台にのせるだろうと聞いています」と報じられた発言を受け、「280人台に乗せるだろうと」「乗せる??」と疑問を示し、さらに、「小池都知事の『乗せる』という表現は、これが初めてでは無い。7月2日にも『60人台に乗せる』と表現している。どうも引っ掛かる」と書き込んだ。
確かに、患者数が増えていくならば、「○○人台に乗る」「乗りそう」といった表現はあるだろうが、「乗せる」という表現には引っ掛かるものがある。
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東国原と同じ疑問を感じたネットユーザーは多いようで、「これは数字を操作していなくては言えない台詞」「やけに他人事みたいな響きがある」「やっぱり、もっと沢山、感染者がいるってことじゃないの」といった声が相次いだ。やはり、小池都知事が感染者数を世論の動きに合わせてコントロールしているのではないか、といった疑問を抱く人が多かったようだ。
ただ、そうした声ばかりではなく、「まあ、表現を間違えてらっしゃるのでしょう」「そんなことより大事なことがあるでしょ、あなたクレーマー?」といった、東国原の「深読み」を制する声も見られ、賛否両論といった様相を呈している。
東国原は、宮崎県知事時代に、家畜伝染病の口蹄疫の被害が広まり、非常事態宣言を出し、対応に当たった経緯がある。いわば行政の現場で感染症に向き合った人物と言えるだけに、小池都知事の対応も注視していると言える。
単なる言葉づかいのクセや、間違いなのか、それとも東国原が「引っ掛かった」ように、別の事情があるのかは気になるところだ。
記事内の引用について
東国原英夫のツイッターより https://twitter.com/higashi_kokuba