新型コロナウイルスへの対策が日本国内でも進む中、感染を判定するPCR検査をめぐり、日本では諸外国よりも件数が少ないことが議論となっている。6日付の毎日新聞の報道では政府が検査数当たりの陽性率を把握できず、全国での集計基準がないことを指摘した。厚生労働省によると、これまでのPCR検査相談の目安は、主に風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続くことなどだった。しかし新基準として体温の目安をなくし、妊婦や重症化しやすい人などは発熱の時点ですぐに相談できるよう検討するという。
番組でもPCR検査の新基準について出演者が各自コメント。その中で東国原は、自身はかねてから検査拡大を訴えてきたが、本来対応できる技師が他の病気の検査で忙しいなどの理由から、現場の対応に限界があると聞いたことを明かした。その上で「緊急事態宣言なんだから『ちょっとごめんなさい、他の(病気の)検査は置いといて』」と言ってでも全国の技師全員をPCR検査の対応に向かわせるべきと主張。「ありとあらゆる手段を総動員して検査の数を増やすべき」と東国原は持論を展開した。
しかし東国原の「他の検査は置いといて」という発言にTwitterからは「それが理由で死人や病人が出たら責任とれんの?」「ヤバい事言ってる。他の検査後回しにしてPCR検査拡大するとか」「PCR検査だけやってたら、他の病気で死んじゃう人も出て来るんじゃないですか?」「他の検査を実施しないで新型コロナウイルス検査を優先しろって事か?東国原は危険な人間だな」と非難が殺到している。
現在は新型コロナウイルスで有事の状態にあるとはいえ、今も他の病気で苦しんでいる人がいるのも事実。その人々をないがしろにしているとして視聴者は怒りの感情を抱いたようだ。