この日、『アッコにおまかせ』では約30分間に渡り、再び感染者を増やしつつある新型コロナウイルスに関してのニュースを、長野保健医療大学の北村義浩特任教授と共に解説。来年に延期となった東京オリンピック開催の可能性および、ワクチン開発についての最新情報を報じた。
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北村教授は「東京オリンピック開催にはワクチンの開発が急務である」「ワクチンが実用化され、選手や関係者、観客が事前にワクチンを接種すれば通常開催は可能」と提言する一方、オリンピックの開催が1年後と迫っているため、「ワクチンの完成が遅れてしまうと開催そのものも難しくなる。そのためは規模を縮小するか、無観客での開催が現実的ではないか」とも発言した。
和田はこの北村教授の発言を受けて、「今、アメリカやイギリスでは(ワクチンの)人体実験が行われていると聞きますけど、本当に今年中に可能なんですかねぇ」と北村に尋ねるというやり取りがあった。
北村教授曰く、「発表されている論文や報道を総合すると、かなり期待できるワクチンができそう」とのことだったが、ネットでは和田の「人体実験」という言葉に疑問の声が相次いだ。
「人体実験って……臨床試験のこと?」「間違ってはないけど、もっと言い方があるでしょう」「臨床試験がわからないなら他の人に聞いてみてもいいのに」といった声が相次いだ。
話の流れとして、和田が言いたかったのは「臨床試験」で間違いはないと思われるが、やはり「人体実験」という言葉は、日曜お昼の番組としては刺激が強すぎたと思われ、ネットでは和田の発言が物議を醸した。
なお、和田は前日25日に放送されたニッポン放送のラジオ番組『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』にて、所属事務所ホリプロの後輩である山崎裕太や有村昆が新型コロナウイルスに感染したこともあり、「みんな志村けんさんや岡江久美子さんのことを忘れられたのかしら」「あの時はみんなすごく自制していたはずなんだけど」と新型コロナに対する危機意識が薄れているのではないかと指摘した。
和田は26日の『アッコにおまかせ』でも、「自分はタバコも吸っていたし、肺の病気(慢性中等度閉塞性呼吸不全)をしたことがある。感染したら重症化する可能性が高い」と新型コロナに感染しないよう気を付けているといい、「出来ることから始めるしかないよね」と引き続き警戒するように訴えた。