第4話は、ある日、授業にも身が入らず様子のおかしい警察学校の同期のさやか(竹内愛紗)が、SNSに「死にたい」と投稿し、“指友指助”と名乗るカウンセラーからリプライをもらったことをきっかけに、寮から姿を消す。本間(中島健人)や一ノ瀬(平野紫耀)らは、さやかの行方を必死に探し――というストーリーが描かれた。
>>『未満警察』、犯罪組織を素手で倒す? またもツッコミどころ多発で視聴者から呆れ声<<
「この日のストーリーのテーマとなっていたのは、若者の身近に潜む危険性。SNSを通じて知り合ったカウンセラーは、実は自殺志願者をターゲットに殺人を繰り返している殺人鬼で、さやかも殺される直前、本間らによって救われるという展開となっていました。17年の座間9遺体事件を彷彿とさせるストーリーでしたが、実際にSNSに『死にたい』と投稿したことをきっかけに事件に巻き込まれるようなことが起こるほど、現代を生きる若者にとっては切っても切り離せないテーマとなっており、メイン視聴層が若者ということもあり、『啓蒙という意味でもいい話だった』『若い子が観て、似たような状況に遭遇した時のブレーキになればいいな』という絶賛の声が聞かれました」(ドラマライター)
また、一方ではタイミングの悪さで批判も集まってしまったという。
「指友指助は、SNSで『死にたい』と発信した若い女性に接触し、自殺を装った首つりでの殺人を繰り返していました。しかし、奇しくも放送された18日は俳優の三浦春馬さんが首つりで自殺した日と同日。かなり動揺が広がっている中でのこの放送に、『しょうがないけど首吊りは見たくなかった』『このタイミングでこれはキツい』といった困惑の声が多く聞かれてしまいました。三浦さんの訃報は非常に急なもので対応は困難だったとは言え、首つりシーンもはっきり映っていただけに、ショックを受けた視聴者も少なくなかったようです」(同)
毎話、問題点を残してしまう本作。果たして、今後視聴率は戻るのだろうか――。
厚生労働省、各都道府県では悩みを抱えた人の相談窓口を設けており、詳細はこちらより。
・厚生労働省 相談先一覧
https://www.mhlw.go.jp/stf/sei
・いのち支える相談窓口一覧(都道府県・政令指定都市別の相談窓
https://jssc.ncnp.go.jp/soudan