4月11日開始の予定が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて2か月以上遅れてのスタートとなった本作。ようやく迎えた第1話では、本間快(中島健人)と一ノ瀬次郎(平野紫耀)が警察学校への入校を迎える。偶然にも、本間と一ノ瀬は男子寮の同じ部屋に入寮。2人は警察官を目指す仲間たちと共に、厳しい警察学校での生活をスタートさせ――というストーリーが描かれた。
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そんな中、中盤に描かれたある描写が物議を醸しているという。
「問題となっているのは、警察学校の寮に快が待機している際、ふと見かけた近くの家の女性のバスローブ姿。窓近くでバスローブのヒモを結んだりする美女(真木よう子)に目を奪われた快は、双眼鏡を使って1時間美女をのぞき見。また、その場に次郎も戻ってきて、ともに双眼鏡を使いながらさらに2時間のぞき続けていました。そののぞき見をきっかけに二人は事件を発見するという展開でしたが、こののぞき見行為に視聴者からは、『今どき警官の卵がのぞき見するシーン描くとかどうかしてる』『明らかに犯罪なのに若い男の子のはっちゃけみたいに描くのどうなの?』といった行為そのものに批判が殺到。さらに、『犯罪行為をお茶目に描くことが許せない』という厳しい声もありました」(ドラマライター)
本作の原作は17年公開の韓国映画『ミッドナイト・ランナー』だが――。
「原作には二人がのぞき見をするようなシーンはなく、この展開は本作のオリジナル。『原作にないあのシーンを作った意味が分からない』『原作の改悪と言われても仕方がない』という指摘も寄せられていました。また、本作放送延期中は亀梨和也と山下智久が共演した『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)が再放送されており、中島と平野の二人を亀梨と山下の黄金コンビのようなバディにしたかったのは明らか。ファンからも、本作が二人の代表作となることを願う声が上がっていたこともあり、『こんなことになってもったいない』『ケチがついちゃった』と残念がる声も多く寄せられていました」(同)
幸先の悪いスタートとなってしまった本作。果たして、本当に二人の代表作になることはできるのだろうか――。