番組では、アメリカ・メジャーリーグが7月23日か24日に無観客試合で開幕することになったことを紹介。60試合制、従来のアメリカン・リーグ、ナショナル・リーグの区分けではなく、地区ごとに試合をすることなどが紹介される。
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さらに、タイブレーク制の導入や、紙タバコ・ひまわりの種の禁止などを唐橋ユミが紹介。そして、最後に日本人選手9人の写真が貼り付けられたフリップを出し、「二刀流復活が期待される大谷選手ですとか、メジャー1年目の筒香選手、山口選手、秋山選手もいますね。メジャーの日本選手たちは、どんなアッパレを見せてくれるんでしょうか?」と結んだ。
この放送に、視聴者は「やっぱりダルビッシュは名前を呼ばれない」「この番組はダルビッシュのワードは禁句だもんね」などと、取り上げないことに違和感の声を上げる。
ダルビッシュと張本氏は昨年、大船渡・佐々木朗希(現千葉ロッテ)が岩手県大会の決勝で監督の判断によって「温存」されたことを巡り、意見の違いが明らかになり、同投手が「シェンロンが一つ願いこと叶えてあげるって言ってきたら迷いなくこのコーナーを消してくださいと言う」とツイート。その後、雑誌で張本氏が反論し、バトルとなっていた。
それでもダルビッシュは自身のプレーするゲームで張本氏を使うなど、一定のリスペクトを見せているが、『サンデーモーニング』は騒動後ダルビッシュの名前を出さず、映像で紹介することもしなくなった。この措置については「大人気ない」「張本氏の意向を汲んでいるとしか思えない」「放送機関としての中立性を欠いているのでは?」と批判や疑問の声が相次いでいる状況だ。
前田健太や平野佳寿なども名前を呼ばれなかったため、「たまたまではないか」という声もある今回の「ダルビッシュスルー」。今後も続くのか注目したい。