「当時、付き合っていた彼とは半同棲状態でした。でも、いつもゲームばかりやっていて、テレビも見られないし、家事も手伝ってくれません。彼の場合、気軽にゲームを楽しむというタイプでなく、睡眠時間を犠牲にしてでもプレイするという人でした。ゲームの中でレベルがあれば最大まで上げ、収集物があれば全部取らないと気が済まないのだとか。そのため、部屋で一緒にいてもゲームばかりであまり楽しくありませんでした」
>>女がドン引く瞬間〜夜の営みで制服を好む男〜<<
由理さんの彼は、一度ゲームを始めれば、次の日が仕事でも朝方まで何も食べずにプレイしてしまうほどだった。だが、ある日、緊急事態の時もゲームをやっていて引いてしまったという。
「その日の深夜も彼は、FPSというネットワーク対戦型のゲームをプレイしていました。すると、スマホから緊急地震速報を知らせる音が鳴り響いたのです。その直後、実際に揺れ始めたので、私はすぐに窓を開けたり、本棚から物が落ちてこないよう気を配るなど警戒する態勢に入りました。しかし、彼は相変わらずゲームをやり続けていたのです。なので、『ゲームやってる場合じゃないって!』と怒ったところ、彼は『いやいや止められない! ここで(ゲームキャラが)死んだらキルデス比が下がるし!』とか言って手を止めません。その時はさすがに、自分の命よりもゲームの命を大事にするのかとドン引きしましたね」
幸い、大きな地震ではなかったそうだが、由理さんは彼との今後の生活を考えるようになったという。
写真・matsuyuki