しかし、せいやは初期からの人気コーナーで、“クレイジーマン”などのキャラクターが憑依してお便りを読む『ポケットいっぱいの秘密♪のコーナー』で2時間を走り切った。この特異な放送について、ネットでは大絶賛の声が。ファーストサマーウイカ、スーパー・ササダンゴ・マシン、さらにはテレビ東京の局員で『ゴッドタン』などを手掛ける佐久間宣行氏、『水曜日のダウンタウン』でおなじみTBSの藤井健太郎氏など、多くの著名人もTwitterで反応。ネットやニュースでも大々的に取り上げられた今回の放送だが、彼らの想いや裏話があるという。
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毎回放送では私服で臨む彼らだが、今回に限ってはスーツを着用。粗品に至っては、めったにつけない黄色いネクタイをしていた。これにはある理由があるという。霜降りのYouTubeチャンネル『しもふりチューブ』で語っていたことによると、「ネクタイは大切な時につけている。気合入るやつ(仕事)」と告白。今回は彼の言う「大切な時」だったということだ。
また、オールナイトニッポンを動画ライブ配信しているアプリ「ミックスチャンネル」では、放送直後の様子も配信。2時間突っ走ったせいやには、粗品やスタッフから拍手が送られていた。また、限定のアフタートークでは、せいやが「まったく覚えていないわ」とポツリ。「初見で聴いた人ゲロ吐いているかな」と笑わせると、粗品も「初めての人からしたら(コーナーの趣旨が分からず)おもんないラジオやな」と返した。また、コーナーのことを振り返りつつ、粗品はぐったりとした表情で、「せいやさんを労わってあげてください」と話した。
「今回、吉本が法的措置を取る報道も出ていたので、せいやが多くは語れなかったという可能性もあります。番組HPでも、いつもは詳しく放送を振り返るのですが、『今週は特に何もありませんでした』という一言のみ。スタッフ一丸となって今回の放送を乗り切ったことが窺えます」(芸能ライター)
以前、『霜降りバラエティ』(テレビ朝日系)の誕生日企画『せいやを泣かせる選手権』で、粗品がせいやに手紙を宛てたことがあった。そこで、粗品は「お前が仮に何か不祥事を起こして(中略)再起不能ぐらい世間からバッシングを受けても、『俺らめっちゃピンチやん』って笑える自信があります」と告げていたことがあった。今回、その言葉を体現した形に。転んでもタダでは起き上がらない底力を見せつけた霜降り明星。彼らの今後に期待したい。