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『バイキング』、給付金の申請書が届かないと政府に“文句”の加藤タキが物議 「なんでも政府批判」の声も

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 2日放送の『バイキング』(フジテレビ系)でのコーディネーター・加藤タキのある発言が、物議を醸している。
 この日、加藤は別室からリモート出演。番組では自粛解除が進み、県をまたぐ移動や、遊園地、満員電車などがすでに日常に戻りつつあることを取り上げていたが、その中で話を振られた加藤は「(外出は)私は正直怖いです」と明かしつつ、多くの人が生活に関わる外出を余儀なくされている現状のため、「早く政府にはワクチンと適切な治療薬を急いでいただきたい」と話した。

 しかし、加藤は続けて「それと、ひとつ私文句あるんです」と明かし、周囲の知人には10万円の特別定額給付金の申請書が届いているものの、自身の元にだけ届いていないと告白。スタジオに出演していたヒロミやミッツ・マングローブも届いていないと話していたが、加藤は「だから、『スピーディー』とか『空前絶後』とか『世界にも類を見ない』とかね、お言葉ばっかりはすごく熱心なんだけれども」と、安倍晋三首相が5月25日に行った会見で飛び出したワードを並べつつ、「全然実感湧かない」と批判していた。

 しかし、特別定額給付金の発送や受付は自治体単位で行われており、すでに「申請から2週間で給付金振り込まれた」「思ったより早く振り込まれた」といった給付金が振り込まれたという報告もネット上では多く見られるため、視聴者からは「一生懸命やってる自治体の人が可哀想」「なんでもかんでも政府批判」「作業してる人への感謝はないのか?」といった批判が殺到する事態となっている。

 とは言え、一方では、加藤のように「申請書さえ届かない」「アベノマスクも申請書も届かない」といまだ申請書が手元に届かないと訴えている人も少なくなく、「そもそも給付金の決定自体が遅いから6月になってもみんなに届かないんだよ」「自治体がパンクしているのは政府がいろんなことゴチャゴチャ言ったせい」といった指摘も見受けられた。

 自治体で大きな差が出た特別定額給付金。加藤の一言がさまざまな意見を集めていた。

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