堀江氏は「沖縄県内の新たなコロナ感染者、5月の1ヵ月間ゼロ」のトピックを報じた『琉球新報』(琉球新報社)のリンクを張り、「コロナ恐れるがあまり、過剰な観光客排斥活動をしてますからねぇ。イメージ悪いよねぇ」とチクリと批判した。
沖縄県は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて海外旅行ができない観光客が、ゴールデンウイークに殺到する懸念が生じた。そのため、玉城デニー知事が来県自粛を呼び掛けていた。沖縄の離島などでは、治療施設が限られているため、もしコロナが持ち込まれた場合、一気に医療崩壊を招く可能性もある。なので、沖縄県が取った動きは致し方ないという見方もあるだろう。
ただ、堀江氏は、沖縄ばかりではなく日本国内で起こった、飲食店の休業要請などの「過剰さ」に対して、かねてより批判的なスタンスを取ってきた。そのため、沖縄県の動きに関しても、来県自粛要請は「過剰な観光客排斥活動」と捉えたようだ。
これに対して、ネット上では「『イメージ悪い』って言うこと自体イメージ悪くしちゃってる」「沖縄好きですが、別に悪いとは思わない」「お年寄りを守りたいという沖縄の人の気持もわかって」といった、沖縄側に立った意見が見られた。一方で、「沖縄にとって観光は重要だから『来るな!』は問題はありそう」「北海道も似たようなもの」といった、堀江氏に賛同する動きも見られた。賛否両論分かれるといったところであろう。
玉城知事は5月29日の定例会見で、6月19日より沖縄県でも他県からの移動自粛を全面的に解除すると明言。これは全国的な動きとも連動するものだ。この動きの矢先に生じた堀江氏の沖縄批判は、いつものホリエモン節ではあるものの、余計に注目を集めてしまったと言えそうだ。
記事内の引用について
堀江貴文氏のツイッターより https://twitter.com/takapon_jp