牝馬だし、調整に不安を感じていたのは陣営のコメントにも現れていたのですが、予想以上に時間が掛かったのは、疲れや追い切り等ではなく、馬の気持に何か変化を感じたと言うか、様子がいつもと違ったのかもしれません。本当の所は、実際に馬に触れている人でないと分かりませんが、もしアーモンドアイの気持に変化があったのなら、もう少し時間が必要なのかもしれません。牝馬だけでなく、強い馬が変な負け方をすると心が折れてしまう事があると私は思っています。これも踏まえて予想していきます。
ライバルでもあるアエロリットが出走しませんので、アーモンドアイに立ち向かうのはラヴズオンリーユー。馬だけでなく、騎手もライバル同士です。C.ルメール騎手とM.デムーロ騎手。いつか見た光景ですが、昨年の勝者のD.レーン騎手も参戦です。競馬は、馬のスピードや馬場の適応性が大切だと思いますが、馬や騎手同士の相関性も見えづらいですが、大きく影響している気がします。もし、アーモンドアイの相関関係が影響して負けたのなら、有馬記念で勝ったハーツクライ産駒に注目します。更にC.ルメール騎手の天敵になるかもしれないD.レーン騎手という相関性があるのなら、有馬記念と同じ構図が見えてきます。今回のハーツクライ産駒はシャドウディーヴァですが、2走前の東京でこの馬に勝ったプリモシーンにD.レーン騎手が騎乗します。昨年は、ダービー卿CT2着からこのレースで2着に入った馬です。今年はダービー卿CT5着でしたが、2着迄の馬とはタイム的には殆ど差が無いので、今年も期待できると思います。
昨年と言えばノームコアですが、前走の高松宮記念は重馬場だったし、距離的には畑違いの1200mだったので、無視して良いと思います。外国人騎手がしのぎを削って牽制し合っている時に、我が道をいく横山典騎手と、のほほんとして可愛い松山騎手がレース展開を無視して、山々コンビまで、想像の翼を広げるのは無茶でしょうか。
ワイドBOX 12、1、5
ワイドBOX 18、16、7