まず、ダート戦で活躍していた馬の力を、机上でも測ってみます。メイショウダジンが、前走毎日杯はダートから参戦して5着でしたので、これを活用します。マンオブスピリットは、前走つばき賞で勝ちましたが、2着だった馬が毎日杯では3着でした。着順としては近いですが、タイムで見ると0.5秒差で少し離されています。その時の馬場は稍重馬場だった事もあり、言い切れる程ではありませんが、目安にはなると思います。
メイショウダジンをダートからの初出走馬と比べていくと、プレシオーソの方が持ち時計は良いし、まだ余力がありそうですが、時計的にはキッズアガチャーにも同じ事が言えます。アンセッドヴァウも時計は近いですが、重馬場での時計なので、少し間引きます。そうなると、プレシオーソとキッズアガチャーがマンオブスピリットに近い存在と言えますが、前走が芝の重馬場で時計的には比較が微妙でもあります。
但し、京都競馬場の天気が雨予報なので、重馬場の京都実績としては、マンオブスピリットの実績は光る物になりそうです。逆に、メンバーの中で良馬場実績のあるアドマイヤビルゴに重馬場実績がなく、少し根拠が薄れてしまいます。それと、距離適性となると、2200m以上の実績となると僅かにサペラヴィが年齢的には悪く有りませんし、ディープボンドも前走で皐月賞では、10着ですが、GIでしたからこれは度外視出来ます。
ここ迄の比較だと、馬場を無視するならばアドマイヤビルゴ、ファルコニア、サペラヴィ、ディープボンドだと思いますが、馬場実績を考慮するとマンオブスピリットで、芝初参戦も考慮するとプレシオーソ、キッズアガチャーという形になります。ここは、馬場の大荒れの可能性も考えて、馬券を組み立てます。
ワイドBOX 8アドマイヤビルゴ、10ファルコニア、12サペラヴィ、1メイショウダジン
ワイドBOX 11マンオブスピリット、13プレシオーソ、4キッズアガチャー、6ディープボンド