そんな中でも、もっとも反響を集めているアーティストの一組がゴールデンボンバーだという。
「ボーカルの鬼龍院翔はイベントの自粛が始まり、外出自粛も呼びかけられ始めていた3月14日、ゴールデンボンバーの公式ユーチューブチャンネルに、『【鬼龍院】癒し&安眠のための焚き火動画1時間』という動画をアップ。鬼龍院が焚き火を作り、それを眺めているだけの1時間動画でしたが、入眠はもちろん、自宅で多くの時間を過ごす人の心を癒やし、反響が集まることに。その後、暖炉で薪を燃やすだけの動画や、浜辺で日の入りを待つだけの動画などもアップしていますが、『癒やされる』と話題に。ファン以外からも『このご時世に、一人でできることをしていろんな人を癒やすキリショーはすごい』という称賛を集めていました」(芸能ライター)
また、ほかにもさまざまな取り組みをしているという。
「実はユーチューバーミュージシャンの財部亮治が今月6日、ユーチューブ上にゴールデンボンバーの『女々しくて』の替え歌『自粛して』をアップし、大きな話題となっていましたが、これを受け20日に鬼龍院本人がカバーし、ゴールデンボンバー公式ユーチューブ上にアップ。これも大反響を呼びました。また16日には本人ツイッターで、『いざ辿り着いたこの世界はもう……?』とつづりつつ、『女々しくて』のサビ部分を『マスクがねえ! マスクがねえ! マスクがねえ! 辛いよ』と替え、マスクが品切れとなっている売り場の写真を映す演出を凝らした動画をアップしています。一度だけで終わらず、思いついたことを即座に実現しファンを喜ばせ続けている鬼龍院やゴールデンボンバーには『元気をくれてありがとう』といった感謝も寄せられています」(同)
新型コロナウイルスの感染が拡大するにつれ、現状を嘆いたり政府の対応を批判したりするアーティストも少なくない中、ネガティブなことは決して発信せず、とにかく見ている人を楽しませようとする姿勢も評価されているようだ。
記事内の引用について
鬼龍院翔公式ツイッターより https://twitter.com/kiryuintw