移住直前の日本では、父の石田が発した「不倫は文化」発言を巡って、周囲からいじめを受けていたようだ。すみれは子供だから意味もわからないが、「『不倫は文化』の子」といじめられていた。ただ、この発言は、ナインティナインの岡村隆史が「あれ切り取りやねんな」と指摘していた通り、石田本人の発言ではない。実際は、石田が女性記者から「不倫は許されないのでは」と詰められ、「そういうものを否定したら芸術も全否定になってしまう」と発言した言葉が切り取られ、「不倫は文化」となってしまったようだ。これには、ネット上で「かなりとばっちりだな」「子供の間でも言葉が独り歩きしていたんだな」といった声が聞かれた。
アメリカへ渡ったすみれは現地の学校へ入り、大学までを過ごす。そのため、日本語よりも英語の方が得意になっていたようだ。そんな彼女が、日本での芸能活動を始めるべく帰国してほぼ初めて挑んだ仕事が、「石川五右衛門の舞台で時代劇」だった。これには、アシスタントを務めたNON STYLEの石田明から、「日本語うろ覚えなのに」と同情されていた。
さらに、2ちゃんねるというネット掲示板があると知り、見ると「ブス」「親の七光り」「演技がドヘタ」とボロクソだったようであり、すみれは「毎日泣いてました」と振り返っていた。これには、ネット上で「当時の2chって容赦ないだろうな」「帰国子女に時代劇はきつそう」といった声が聞かれた。
すみれはその後、単身ハリウッドへ渡り、成功を収めた様子も語られた。さすがに、ここでは「親の七光り」は通用せず、自らポジションを切り開いていったと言えるだろう。