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『絶対零度』最終回目前で「いい加減解散したほうがいい」の声 不穏な人物ばかりで猛ツッコミ

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沢村一樹

 月9ドラマ『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』(フジテレビ系)の第10話が9日に放送され、平均視聴率が10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが各社で報じられている。第9話の10.0%からは0.6ポイントのアップとなった。

 第10話は、東京サミットを狙ったテロは未然に防がれたが、テロに関与していると思われた香坂(水野美紀)が何者かによって射殺されてしまう。香坂の遺体の前で銃を持ちたたずむ井沢(沢村一樹)は、駆けつけたSATや山内(横山裕)を倒し、その場を立ち去ってしまう。そんな矢先、小田切(本田翼)の交際相手・篠田(高杉真宙)が何者かに撃たれるという事件が起きてしまい――というストーリーが描かれた。

 「今作を通じて、たびたび加賀美(柄本明)と香坂、香坂の弟・水島歩の関係が描かれてきましたが、加賀美は加害者を粛清しようと暴走していた水島に対し、自身がミハンシステムを教えてしまったことが原因という想いを強く抱いていました。そんな中、その正体が判明した瞬間に、ミハンが加賀美を危険人物として検知。水島を自らの手で葬るために水島の元へ向かった加賀美でしたが、この展開に視聴者からは『ミハン、すぐ殺そうとする人しかいないのかよ…』『いい加減解散したほうがいいって思えてきた』という困惑の声が。井沢も暴走しっぱなし、前作でも、田村(平田満)が裁かれることのなかった犯罪者たちを殺して回るなど不穏な人物ばかりで、多くのツッコミを集めてしまいました」(ドラマライター)

 一方では、続編への期待の声も聞かれているという。

 「ラスト1話となりましたが、井沢の妻子を殺害した真犯人についてはいまだ解明されず。前作で、実行犯は宇佐美(奥野瑛太)、殺害教唆を行ったのが町田(中村育二)だと判明したものの、本作序盤で遺体となって発見され、一方、井沢の元には、妻子を殺害した際に使用されるナイフが送られてきたりなど、多くの謎が残されています。この謎を最終回の一話だけでまとめるのはもったいないという声が聞かれているほか、『謎が残れば次のシリーズもまた作られるよね!』『謎残したまま終わってほしいと思うのはじめて』と、次作に期待する声も。また、前作では柄本時生が出演していたものの、今作では入れ替わりで柄本明が登場したことから、今度は柄本佑の出演を望む声も多く見られました」(同)

 果たして、最終回はどのような展開が描かれるのだろうか。クライマックスに期待したい。

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