同作は柴門ふみ原作の漫画をドラマ化。1991年放送のドラマシリーズでは織田裕二が演じた“カンチ”こと永尾完治と、鈴木保奈美が演じた赤名リカのせつないラブストーリーが反響を集め、90年代恋愛ドラマの代表作となった。
4月より配信されるのは、2020年の東京を舞台にした現代版。織田が演じた永尾完治役を伊藤健太郎、鈴木が演じた赤名リカ役を石橋静河、江口洋介が演じた三上健一役を清原翔、有森也実が演じた関口さとみ役を石井杏奈がそれぞれ演じる。
「91年のドラマの最終回は、視聴率30%超え(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、ドラマ史に金字塔を打ち立てた。それほどの作品だけに、さすがに制作サイドも地上波でやる勇気はなかっただろう。ここに至るまでには、織田と鈴木の続編をオファーするも、どちらも断り続けていた」(テレビ局関係者)
その織田と鈴木だが、18年10月期に月9枠で放送されたドラマ「SUITS/スーツ」で27年ぶりに共演を果たし、話題になった。そして、4月期には、同ドラマの続編「SUITS/スーツ2」が放送される。
「五輪開催の関係で、『スーツ2』は月9枠史上で最多の放送話数になるが、各局とも4月期のドラマは強力なラインアップ。そこで、もし視聴率が伸び悩むようなら、話題作りのため、織田と鈴木が『東京ラブストーリー』に出演するのでは、とささやかれている。設定が現代だけに、2人はドラマの役柄である弁護士役で出演しても違和感はないだろう」(芸能記者)
それはさすがに“奥の手”になりそうで、そこまでしなくてもいい数字が期待される。