世界27か国で開催されている同イベントで、特別賞を受賞した伊藤は「たくさんのファン方々と昨年、お会いする機会がありましたが、皆さんが僕と会ったことをすごく喜んでくれたんです。自分のため、自分が楽しいだけ、自分の芝居が好きだからという理由でずっとお芝居をやってきましたが、この方々のためにお芝居をやっているんだなということをその時、実感しました」とコメント。
それ以後、芝居に対する向き合い方が少しずつ変わっていったといい、今回の受賞はゆえに嬉しかったと発言。「これからもこの賞に恥じないよう、俳優としての誇りとプライドを持って一歩ずつ前に進んでいきたい」と話した。また、俳優として憧れた存在として中井貴一の存在を挙げ、中井貴一のように「何年か経っても名前を覚えてもらっているような魅力的な人間になりたい」とも語って、笑顔を見せていた。
(取材・文:名鹿祥史)